アタマはうまく使いたいものです。
ここでお伝えするのは、お勉強ができるという意味でのアタマの良さ、悪さの話ではありません。
社会に出ると、学校で勉強ができたとか、ほぼどうでもよくなります。
それよりも、学校では習わなかった「アタマのうまい使い方」を知っているかどうかです。
では、そのうまい使い方とはどういうことなのか解説します。
あくまでご参考までに。
まず1番目は、考えると悩むを区別すること
それって考える価値があるのか、考えれば何とかなることなのか。
もしそうならアタマを働かせましょう。
メモ書きしながらだと、効果的に思考が進みます。
もし、考えてもしょうがないものなら一切考えないようにします。
クヨクヨ悩んでいるだけになりますから。
お風呂で好きな歌でも歌っている方がよほどましです。
ちなみに近頃のぼくはvaundyの「恋風邪にのせて」を口ずさみます。
(じぶんで笑っちゃうくらいド下手です)
2番目は、【頭の中の整理】をしておくこと
アタマがモヤモヤしたり、スッキリしない。
しばしばありますよね。
そうなっていると、人は「わたしこんなカラダ重たかったっけ?」と思うぐらい何もしないボンヤリした生き物になります。
アタマの整理とは、「分けておく」ことです。
ここでも紙に書きながら分けると効果的にスッキリしてくるものです。
たとえばこんな観点でシンプルに2つに分けてみます。
考えること|考えないこと
持つべきもの|持たなくていいもの
やること|やらないこと必要なもの|必要ないもの
大事なこと|大事じゃないこと
急ぐもの|急がないもの学ぶこと|学ぶ必要のないこと
変えられること|変えられないこと
結論づけること|結論づけないこと
モヤモヤしていたら上記のどれかをお題にしながら、紙に思いつくまま書き出してみましょう。
行動の手がかりになるはずです。
ちなみにですが、
ときには今は結論づけない方がいい場合もあります。
本当に考えなければならないことは、安易に結論づけないでおく。
保留するというのもまた人間の知性です。
意図して心にかけておく。絶えず頭に引っ掛けておくのです。
ノートに「問題意識」という囲み欄を設けて、いつも目に入るようにしておくといいですよ。必ずいいタイミングでヒントや答えに出会いますから。
3番目は、いま考えることをハッキリさせておくこと
そもそも何を考えるのか、がハッキリしなければ答えは出ません。
目的が曖昧だと、やることもなんだか曖昧になってしまうように。
・いま、考えたいこと
・いま、話し合いたいこと
それらを疑問文(クエスチョン)を具体的に書き出せるといいですね。
「◯◯は✖️✖️なのか?」というように主語+述語で疑問文を作りましょう。
いくつか疑問文を書き出せたら、特に大事な1つに絞ってみる。
いま最も大事な問いが決まると、脳は一目散に着地点(ゴール)を探し出します。
「◯◯は✖️✖️なのか?」→「◯◯は✖️✖️である!」
こんな感じで、ずばり結論が出ます。
いかがでしょうか。
結局「考える」とは、アタマの整理にほかなりません。
最後は、その結論を選ぶかどうか。
そこは、あなた自身の決断(選択)になります。
「考える」より「アタマの中を整理しよう」という表現をしてみてください。その方がアタマが動きやすいはずです。
そして、より行動できると思います。
大切なのは結局「決めて、動く(場合によっては意思をもって動かない)こと」ですよね。
よかったら夏の海でも眺めながら、どれか1つでも実践してみてください。
あなたのそのモヤモヤが少しでも解消されていきますように。
それでは、また。