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人生の好循環がはじまる歩き方

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すれ違う人、すべての人にいい言葉をポンポン投げかけること。

これだけです。
いい言葉攻撃です(笑)。

もちろん心の中で言うだけですよ。

せわしなく歩いているサラリーマンなら、
「今日のあなたの仕事がうまくいきますように」


ちょっと歩くのが辛そうなおばあちゃんなら、
「あなたの体調が整いますように」


楽しそうなカップルには、
「お幸せに」

人がたくさん行き交う場所なら、もう言葉が追いつかないので、
「あなたに幸あれ」です。

とにかくどんな表現でもいいので、いい言葉を投げかけます。
相手はそんなことに気づかず、ただすれ違うだけです。

なぜ、こんな変態なことをしているのか?

長年講師の仕事をする中で気づいたんです。

ぼくの仕事の本質って「相手の幸せを祈ることなんだ」と。

相手の可能性を信じ、いい言葉で励まし、ほんのちょっと知恵や技を手渡す。

その働きかけによって人が笑顔になり、前向きになれた時、結局一番自分の心が満たされている。この循環って素敵だなと思ったんですね。

大事なのは「いい言葉の投げかけ力」

ある講座に向かう道すがら。

ぼくにとってウォーミングアップのようなもの。

講座の会場に着いた時には、すでに何百人の見知らぬ人を励ましてきている状態です。

もう肩は十分にあったまっています。

ビュンビュン投げられます。

どんなボールが来ても笑顔でブンブン振り回せます(笑)。

 

ここ数年、そんな習慣を持っています。

それ以前は、歩く際には「じぶんのこと」ばかり考えていました。

(あれどうしようか、こうなったらどうしよう・・・)

そんな状態でお客様に会う。

講座をする。

それなりにうまく納めるけど、何か根っこの部分で充実感がない。
この気持ちってなんだろう、とずっと思っていました。

ようやく気づけたのは、「そんなうまくやらなくていいんだ」ということでした。

うまくというのは、正確に話せるだろうかとか、こんなこと話さなきゃ、この順番で、とか、つまり自分のこと。

もちろん準備はするものの、そこに固執しない。

それよりも、今日行く際には相手の幸せを誰よりも全力で想いながら、笑顔で登場する。

(ニコニコ)「・・・で、今日はなんでしたっけ?」

とはなりませんが、以前に比べてほんと心地よい場がつくれるようになったと思います。

相手もぼくもハッピーになれる。

昔からいろんな人が「与えましょう」と言います。

無言の「いい言葉攻撃」はおすすめです。
自分の調子があまり良くない時ほど、おすすめします。

攻撃って言い過ぎですかね。
今更ですがプレゼント、にしましょうか。

行き道、帰り道で、見知らぬ人たちに与えて与えてヘトヘトになったその後、あなたがどんな言葉を自然と口にしはじめるか。

そして、どんな言葉を耳にするようになるか。

どうやら与えたものは、時間差で返ってくるようです。

この先は、どうぞご自身でお試しください。

人生の好循環はすでに始まっている、はずですから。

信じるか信じないかは・・・

それでは、また!

 

 

 

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