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【メモ書き】恥ずかしい言葉の中にこそ、あなたの価値がある

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今日の一行目は「恥ずかしい言葉の中にこそ、あなたの価値がある」です。

今日はメモ書きのお話です。

 

いろんなところでメモ書きのワークショップをしている私が、経験の中で見出したレベルが変わる「分岐点」ってあります。

 

それは・・・「恥ずかしいこと」を書き出せるかどうかです。
恥ずかしいことって言うのは、頭の中のイメージがもろ、そのまま言語化するメモです。

 

べつに断片でもOKです。

 

言葉も選ばず、内容ももちろん、ちょっと口では他人に言えないようなことを素直に書けるってこと。

 

もしそれがすんなり書けるようになると、ステージが上がります。

 

ちなみに、メモ力が上がると仕事力も比例して高まります。

 

ある程度書くことに慣れないとできないことなのですが、そもそも私たちはなんか正解っぽいことや、周りがいいねと言ってくれそうなアイデアを頭の中で取捨選択してノートに書いたりしがちです。

 

だって恥ずかしいもんね。
こんなの見られたらバカにされるぞ、お前、みたいな。

 

ポッと浮かんだ原石のような磨かれていない言葉、
畑から引っこ抜いたまだ土がついたような言葉ではなく。

 

いわゆる加工品のようなきれいな言葉を書こうとします。
言い方をかえると、とってつけたような言葉。
誰かがどこかで言っているような借り物の言葉です。

 

それは自分からちょっと離れている言葉、なのです。

 

そこに感動って生じないのです。

 

でも、1つ上のレベルのメモを書くなら、
一見恥ずかしいと感じるようなことを思考駄々洩れ状態で書く。

 

それは、本心だったり本音だったりするってことです。

それが書けるようになると、何がいいか?

 

仕事で言えば、アウトプットが変わります。
そのメモを土台にした文章や企画書、プレゼンが相手に刺さるようになる。

 

なぜなら、借り物ではなくその人自身の内側からの言葉になるから。

 

例えば、こどもが母の日に「お母さん、いつもありがとう」
と書いた手紙をお母さんは涙流さんばかりに感動します。

あれって、言葉は素朴でシンプルだけど子どもの本心、内側にある言葉。
だから、伝わる。

 

SNS見てても、つい「あ、この人本心で言ってる」か「本心じゃなくうわべで書いている」ってなんか分かりませんか?

で、本心でつづっているメッセージに出逢うとつい「いいね」したくなったりしません?

 

大人になると、良いも悪いも理性が働きすぎて、きれいな整った言葉だけど本心ではない言葉を使いすぎるきらいがあるように思います。

 

とくにビジネスの場面ではそうなりがちです。

 

もちろんなんでもかんでも本音や本心を言えばいいわけじゃなく、理性的な言葉は社会で大事ですよ。

 

ただ、じぶんの本心を忘れないようにしなければなりません。

 

分かっていて理性的でいるのと、
あれ、本心って何だっけ?では全く違いますから。

 

やはり、人の心を動かすのは、本心から生まれた言葉。
わたしはそう思います。

 

間違ってほしくないのは、本音や本心だからといって人を傷つけるようなことを言ってもいいというわけではなく、本当に伝えたいメッセージや、心のこもった言葉、情熱は、じぶんの内側にある思いを言語化したもの、それを伝えていけることが大事なんだってことです。

 

その下敷きに思考を整理する際に書くメモ。

 

そこはかっこつけるのではなく、ちょっと恥ずかしいけど、本当に思っていることをまず駄々洩れ状態で書き出せるかどうか、それがメモ力の分岐点ですよ、というお話でした。

 

というわけで、今日はちょっと恥ずかしいことを思考駄々洩れ状態で書いてみてください。

本心からの言葉にこそ、

シンプルな自分の軸が見つかったりすると思います。

 

 

いま、それが欲しいですよね。

 

それでは、また!

 

 

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