私たちは勝手に自己制限してしまうことがよくあります。
どうせ・・むり。
しょせん・・できっこない。
もう、ダメポ。
なんだかじぶんの周りに、目に見えない透明な壁がドドドッー!って立ち上がる感じです。
そしてため息を吐きながらこう思うのです。
”世界とはこんなもんだ” と。
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でも、本当にそうなのでしょうか。
たとえば、私たちは世界の何%のことを知っているのでしょうか。
人の心の何%を理解しているのでしょうか。
ちなみに、世界中にある海。
人類は海のこと、わずか15%ぐらい程度しか解明できていないんだそうです。
つまり85%は未知ということです。
そう、私たちは知ったつもりでいるけれど、
多分ほとんど何も分かっていないんだと思うのです。
世の中のこと。
あなたのそばにいる人のこと。
そして、あなた自身のことですら。
勝手に視野を狭くして「わかったつもり」になって落ち込んでいるだけ。
それが今の「わたし」であり、「あなた」なのかもしれません。
本当は壁の向こう側に、想像もつかないほど広大な景色が広がっているはずなのです。
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だから、わたしは毎日メモを書いています。
自分の外側の環境を広げるには、旅行に行くとか、様々な人との出会い等、やり方があります。
でも、お金がかかったり、時間を要したり、タイミング等、ハードルを感じたりするものです。
しかし、じぶんの内面の世界を広げるなら、必要なのは紙とペンだけでいい。
いつでも、どこでも、少し時間あればできます。コストほぼ0円。
頭の中のフワフワしたイメージを言語化して、紙に書き、目で確認する。
この単純な作業が、自分の内的な世界の解像度を上げて拡張してくれるのです。
メモ書きを毎日続けて、10年は経ちます。
実践してきて言えること。
「壁だと思うな、扉だと思え」ということです。
目の前に立ち上がった壁をブチ抜きたいなら、
シンプルにメモを書いていこう。
壁だらけの人生ですが、わたしは毎日楽しくてたまりません。
なぜならば、
「どうせメモを書いていけばこの壁の向こう側に行ける」と知っているからです。
メモは世界を拡げてくれますよ。
それでは、また。