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【書評】9ルール 自分を変える「黄金の法則」 ニール・パスリチャ著 大和書房

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何か新しいことを知りたくて読書する、というのが一般的なのかもしれません。
でも、もう一つ本には読み方があるんだと思うのです。
それは、自分の中にすでにある考え方やこれまでの経験を再整理したり再確認するための読書です。

「そうそう、やっぱりそうだよな。」
と頭が整理されていく読書。

まさに、この一冊がそうでした。

昨年の11月に衝動的にアマゾンでポチッと買い、積読状態でした。
ようやく手に取り、一気読み。

ふつうで、不器用で、人生に負け続けた人間がどのように幸せになれるのか。
そのための9つのシンプルなルールが書かれている本です。

こんな悩みを抱えているならぜひ手に取ってみてほしい。

・スマホを見て「やっぱり自分はイマイチだ」と感じている
・やることなすこと失敗や空回りばかり
・不安ばかりが増えていく

まさに社会人になりたての私がそうでした。
何をどうしたら自分はうまく立ち回れるのだろう、成功するのだろうと、膝を抱えながらメンタルをすり減らしていた日々。
とにかく自信を失ってばかりでした。

そんな時に、もしもこの本に出会っていたら?

たぶん著者からのこんな問いかけに目がカァと開いたんじゃないかって思います。

これは死ぬ時に重要なことか?
これは自分でなんとかできることか?
これは自分が自分に語っているストーリーなのでは?

おい!気づけ、もっと素敵なストーリーを自分に語るんだよ、と。

現在の私なら、書かれていることに共感できます。そうそう、と。
物事には時間がかかる。たくさんの失敗抜け感、たくさんの黒星、たくさんの経験が必要なんだと知っているから。結局、人生で大切なことは「シンプルなこと」ばかりなのです。

現代はとにかく情報爆発社会です。
自分ではない何者かでいないとダメと烙印を押されそうな風圧が毎日押し寄せます。
知らず知らずのうちに、どんどん自分で自分を複雑な存在にしてしまう。

自分を取り戻しましょう。
私はこの一冊を読了したとき、人生の航路を修正できたような気持ちよさがありました。

そう、私たちはいつだって一つの方向にしか進めない。
「前向き」という方向だけです。
それだけ知っていればいいのかもしれません。

 

2023年は自分を取り戻しながら、前進したい方。
あなたを下支えする指針に必ず出会えると思います。

よかったら手に取ってみてくださいね。
それでは、また。

 

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