お金?時間?
実は、今もっとも価値のある(欲しいもの)とは、
実は「集中力」じゃないでしょうか?
研ぎ澄まされた集中力を手に入れられれば、
時間を有効に活用できます。
そして、結果的に仕事の成果も生まれます。
つまり、お金も手にできるでしょう。
しかし、なんかここ最近集中しづらくないですか?
もし、そのことでお悩みでしたら簡単に解決できる方法をご紹介します。
分散という現代病
いつの頃からか、気持ちが分散しやすい世の中になりました。
なぜか?
結論を言えば「スマホ」が代表格ですね。
1日に私たちは一体何分画面を見ているのでしょう。
仕事をしていてもチラチラ気になります。
SNSのお知らせに何度も気を取られたりと、人間の集中をしっかり削いでくれるツールです。
もちろん便利と言えば、極めて便利なのです。
打ち合わせ中に「あ〜そういえば大谷どうだったのかな?」なんて話が出ると、すかさずスマホでニュースをチェックして情報提供できたり、
「午後の天気どうなるかな?」と気になれば、
ほぼ正確な未来予想が瞬時にわかったりします。
もはや生活に欠かせないツールになりました。
でも、勉強や仕事の集中はしっかり邪魔してくれる。
生産性や効率を著しく下げます。
試しに、仕事中は同じ部屋にスマホを置かずにやってみると分かります。
テレワークの方なら、別部屋にスマホを置いて1時間仕事をしてみてください。
これは、スマホで集中力を失っている人全員の必読書です。
スマホとの付き合い方を工夫すべき段階に私たちはきています。
心の分散という現代病。
あなたは大丈夫でしょうか?
集中力を手に入れるたった1つのコツ
結論を言いましょう。
ゴールセットです。
仕事をなんとなくやらない。
ゴールとは、「何が、いつまでに、どうなればOKなのか?」
を明確にするということです。
ゴールが明確であればあるほど、集中力を手にできます。
でも、多くの組織で働く人たちを見てきて感じるのは、
ゴールセットが想像以上に曖昧であること。
というか、していないまま仕事を始めたりしています。
会議も同様。
一体ゴールはなんなのか、わからない会議がいまだに存在します。
個々人もわかったつもり、わかったふり、のままなんとなくやっています。
一度、徹底的にゴールセットをして仕事をしてみましょう。
オススメは、紙に書いて手元に置くこと。
頭の中でわかっていても、いざ書き出すと曖昧なことに気づけます。
上司や関わる人たちとズレていたり、よくある話です。
このゴールへのフォーカスがはっきりすればするほど、
結果が出やすいというのは、ビジネス経験が多い方であればお分かりでしょう。
意識の焦点が絞り込まれるほど、
人はパワーを発揮しやすくなるのです。
現代病である分散に対抗するには、
ゴールを紙に書いて仕事をする、というアナログな手法が意外と役に立ちます。
常にどこを目指すのか、何度でも視覚で瞬時に確認できるからです。
ちょっとした手間かもしれません。
めんどくさながらないで書き出してやりましょう。
頭の中だけでは「分散」に負けます。
書き出すとしないで比較してみると、集中力に差が出ることが体感できます。
一度試してみてくださいね。
集中(フォーカス)から勢い(モメンタム)へ
シンプルで簡単な集中力獲得法をご紹介しました。
これを3日間、まずは毎日やってみます。
変化を感じたら、3週間続けてみましょう。
仕事でもダイエットでも習慣づけたいことなんでもOKです。
「ゴールを明確にセット」してから走り出す。
短期的な集中から、それが「勢い」に変化していきます。
そう、勢い(モメンタム)。
これが仕事でも人生でも大事なんですよね。
ある方向に集中し続ける自分でいるには、
勢いという追い風を生み出す必要があります。
風に乗れば、楽に進みますから。
楽になるというのは「できること」がどんどん広がるという状況です。
3週間徹してみると「勢い」は生まれます。
①今、価値があるのはお金でもなく時間でもなく「集中力」である。
②集中力を阻害する代表格はスマホ。スマホとの付き合い方を工夫しよう。
③集中力を手にするには、明確なゴールセット。
フォーカスがはっきりすればするほど結果が出やすくなる。
ゴールセットを習慣化して集中力と勢いを生み出そう。
この本を下敷きにしながら一度自分の頭で考えてみることをオススメします。
良書です。