2021年、大学で授業します
私ごとの報告になりますが・・・
2021年、新たなチャレンジが始まります。
関西の某外国語大学において、「授業」をさせていただくことが決まりました!
(パチパチパチ!!^^)
大学講師デビューです。
テーマは「チームビルディング」。
(今時、学生でもこんなんやるのですね〜)
20年近く法人企業・ビジネスパーソンの成長の下支えを主な仕事にしてきた私でしたが、実は学校教育にも興味関心がありました。
何か携われないかぁと。
理由は、社会人と学生の繋がりをもっと促進していくことが日本の課題だと思っているから。(・・・と偉そうに)
でも、本当のところは、
わたしの地味で暗かった学生時代を「あれでよかったんだ」と肯定したいからなのかもしれません。
ちなみに、1年ぐらいに前に書いた予祝メモの中にもありました。
しっかり書いていましたよ。
・大学で授業をしている
まだ実現していないのに、もはや「している(完了形)」です。
これが書き方のちょっとしたポイントです。
もう叶った!にしてしまう。
紙に書いておくと、ウソみたいですが結構な確率で叶います。
(書いただけ、ではもちろんダメです。行動とセット!)
実現したいことがあれば、まずは紙に書くことから。
それは、鉄則です。
そして、叶います^^
後悔先に立たず、のワタシの学生時代
最近の意識の高い学生の発信とか、凄いじゃないですか。
ツイッターを見ていると、とても20歳には思えないうようなキラキラ、ゴリゴリな名言を言うてる子とかいますよね。
すでに人生の大半を悟ったかのような発信。
(このまま30になったら、どんな人になるのだろう)
私なんか地味〜な学生生活でした。
大学4年間、バイトと遊びしかしておらず、な〜んにも考えていない学生。
就職活動も買い手市場だったにも関わらず、めっちゃ意識低い系でしたもん。
みんなやってるから、とりあえずスーツ着てみた、というド低さ。
説明会行ったらキレイな人がいっぱいいるなぁという不埒な理由で第一志望にしたぐらいですから。
今思えば、もう少し社会に出る前に「勉強しておけばよかったなぁ」と思うのです。
する時間たっぷりあったやんと。毎日なにしてたんお前は。
勉強といっても学校の授業だけでなくて、もっと読書や情報に触れて見聞を広げるとか、さまざまな社会人とリアルに交わっておくとか世の中についての学び、というイメージです。
社会に出てから気づいて、そこから必死に勉強していくという経験ももちろんアリなんでしょうが(私はそれでした)、もしも時間を戻せるなら色々勉強したい。
過去を振り返れば、もっともっと工夫できたと思うのです。
真っさらで素直になんでも吸収できる20歳前後こそ学びに全集中できるはず。
わずかな時給の過多を気にして過ごすより、貴重な時間と感性を自己投資に注げ。
今なら、そう思います。
(あ〜あの頃のワシに小一時間説教してやりたい)
でも、それは社会人として20年以上さまざまな経験を経たからこそ思うこと。
若い頃はまた違った考え、その時その時のもっとな理由があったわけで。
そういった心境の変化も含めて、伝えられることはたくさんあります。
学生のみなさんに手渡せるもの
もちろん学生の中にも意識の高い子ばかりではないでしょう。
中にはどうしたらいいか分からずただただ悩んで思考停止状態になっていたり、目先のことだけで過ごしている人もたくさんいるでしょう。
(わかります、わかります、私もそうだったから。)
周りと比較しやすい時代だけに、焦ったり、自信を失ったり、悩み深くなりがちかもしれません。
そんな時こそ殻に閉じこもらず、オープンになる。
他人の意見に流されてばかりにもならない。
そんなバランス感覚を養っていくことが大事だと思います。
学校の授業はまさにそのバランスの中で学べる機会であり、バランス能力そのものを鍛えられる場所なのではないでしょうか。
地味で視野の狭かった学生時代。
仕事ができなくて何度もめげそうになったけど、転職もしながらなんとか社会に踏みとどまった20代。
ようやくチロっと花咲いた30前半。
第一子誕生直後に思い切って独立・・・
なかなかフットワーク軽く動けない不器用な人間が、なんとか走り出してみたら、転んでばかり。
華々しい成功なんてほとんどしていない中年のオジさんですが、転んだ奴、できない奴、弱い奴の気持ちだけは手に取るようにわかります。
そこからどう這い上がればいいかも。
そんなわたしの経験から得たエッセンスをこれからの未来をつくる若い方々のために役立てられたら嬉しいです。
色々な気持ちに寄り添いながら「大人になるって悪くないぜ!」と勇気づけたいと思います^^
あ、いま書きながら思いました。
「あの時期があったから、今がある!^ ^」
授業が予定されているのは、ちょっと先の春ごろから。
まさか20年前には自分が学生に何かを教える立場になるなんて夢にも思わなかったでしょう。この度のご縁に心から感謝しています。
学生の方々とお会いできるのが、今からほんと楽しみです!
今日はここまで。
それでは、また!