結論は「過去と他人は、感謝で付き合え」ってことです。
言葉で口にしてみる。
それだけでスッと思考は切り替わります。
すると、過去の出来事や出会った方々との思い出が、未来へ前進していく味方になっていくのです。
結局すべてが、ありがたくなる。
ちょちょ待てよ、んなこと、あるか!って、
落ち着いてください。あるんです。
そんなちょっとありがたいお話です。
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よく、他人と過去は変えられないって言うじゃないですか。
だから、今この瞬間からのじぶんを変えていこうぜと。
うん、わかる、わかるよ。
理屈はわかる。その上で実践は、むずかしい。
だって、一昨日食べた晩御飯なんかはすぐ忘れるのに、何年も前のあの時の悔しさや情けなさ、怒りって忘れへんのよ!
時々思い出して胃のあたりがモヤモヤするのよ、ってことありませんか?
他人にしても・・・詳しくは書きませんけどね、たとえばかつてお付き合いしていた人に急にパーン!って振られた思い出とかね、突然ファミレスに呼び出されて関係解消を切り出された時のシーンとか、もうあのときね・・・
(いや失礼、過去を思い出したら乱文になってしまいました)
というように、みんな色々ありますよね。
変えられない過去や他人へのどうしうようもない執着(しゅうじゃく)って、完全には無くせないもの。
これが人間の性(さが)じゃないでしょうか。
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でも、過去や他人というのが、まるで足に重い鎖(くさり)をつけたように前に進めない原因であるなら、付き合い方を考えなきゃって思うのです。
過去や他人=重い鎖(くさり)
これだと、なかなか未来に向けない。
いつも後ろを振り返るような生き方になってしまいます。
「どうせまたこうなるし・・・」と挑戦もしたくなくなるでしょう。
毎日がどこか、たのしくない。
今日からこう考えていきませんか?
過去と他人には執着ではなく、感謝で付き合ってみる。
あの時は、たしかに色々あったでしょう。
許せない場面もあったでしょう。
あのせいであなたは苦しんだのでしょう。
でも、いまここに生きているということは、それを乗り越えたあなたがいるということです。
そして、すべてはあなたが成長するために起きた出来事であり、色んな配役で登場したキャストたちだったのです。
あの憎たらしい演技、すばらしかったよ。
アクシデントだらけでなに一つ思い通りに進まなかったプロジェクトのシナリオ、最高でした。
夜中まともに寝かせてくれなかった生まれたばかりのわが子よ、ぼくと妻の人間の器を広げてくれました。
今日から、過去と他人は感謝で付き合いましょう。
そう思うだけで、あなたは軽くなるはず。
ぼくはこんな習慣をもっています。
週1で「ありがとうメモ」なるものを書くこと。
その週で関わった人、家族も含めて、固有名詞を書き出して、その下に「ありがとう」と書くだけです。
「ありがとう」はちょっと丁寧に書く。
よかったらやってみてね。
じんわり感謝の気持ちで満たされていくから。
それでは、また。