日頃、大学生によく手渡している言葉です。
特に就活の時期になると、選択肢がたくさんある社会を目の前に、途方にくれる方々に相談されます。
何をしたいのか。
何を選んだらいいのか。
誰か答えを教えてくれよ、そう言いたくもなるかもしれません。
社会にまずは飛び込んでみたらいいと思います。
最初はどんな仕事でもいいのです。
一生懸命やってみると、次の道が見えてきますから。
私自身はそうやって、気づけば今コンサルをしたり、
学生に何かを伝える仕事をしています。
でも、いろんな人を見てきて思うことがあります。
自分がどうなりたいのかが明確な人ほど、
自分に何が必要なのかが分かります。
自分に必要な行動をとることができるのです。
つまり。
今のあなたに大切な問いは、
「今」、自分が何を望んでいるのか?
それをコツコツと明確にしていくことじゃないかってことです。
いつもいつも、です。
自分を理解しないと、人にも理解されない。
そして、大切なことを選ぶこともできないからです。
ならどうすればいいか、です。
日頃から自分の「感覚」にもっともっと気づいてみる。
つまり、言葉にしてみるのです。
・いま腹がへった。
・ちょっと気持ちがザワザワしているな。
・最近やることに追われて視野が狭くなっているな、とか。
今、何を感じているのか、考えたのか。
いちいち言葉にしてみる習慣です。
習慣化するには、つき並みですがおすすめは日記です。
何か気づいた時の簡単なメモ程度でもいい。
できれば紙に書き出します。
わたしは3行程度の日記をかれこれ何年も続けています。
誰にも読ませない日記なので、言いたい(書きたい)放題です。
字の丁寧さ、日によって全然違います。
字を見るだけでその時のコンディションが分かります。
ちょっとダルい日は「すべてはうまくいっている」と書いて終わり。
(え、日記ですか、ちょっと・・・めんどくさい・・・)
そう思うかもしれませんね。
でも、1日の時間の中で、自分の感情や思考に寄り添う時間を持つことは
自分のことながら、思わぬ発見や気づきがあるものです。
いくつになっても、です。
日々何かしら自分を理解していかないと、
◯◯すべき、◯◯しないといけない、など
世間の常識めいたこと、他人の基準にしばられてしまいます。
ここぞという時に、自分を見失うことがあるかもしれません。
自分の感覚により気づけるようになるために、言葉にして書いてみるのです。
そこから始めてみてはいかがですか。
ほんとは、こうなりたい、こうしたい。
浮かんできたら遠慮しないで書いてみて。
あなた自身が何を望んでいるのか、
そこが明確になれば、ぼくもより具体的な助言ができそうです。
何より、自分で大切なことを選ぶ。
そのことができるようになるでしょう。
やってみてね。
ペンで紙に書くんだよ〜。
それでは、また。
Let’s enjoy writing!!