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ということに気づけたじぶんにマル

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私が日記を書くときによく使う使う構文です。
「きょうをよかった」で終われます。

何を書いてもいいのが日記のいいところです。
どんなドロドロした感情を吐露した場合でも、最後にこの言葉で締めてみると、「よかったね」になる不思議。

理由は、感情に距離感をつくれる技だからです。

たとえば、「〇〇にめっちゃ腹立った」と書き殴ったとします。
そこで終わりにすると、外(紙の上)に吐き出したようで、実はまだその怒りの成分は体内に残っています。距離ができていない…

しかし、構文を使ってみましょう。
「〇〇にめっちゃ腹立った、ということに気づけたじぶんにマル。」
と書いてみます。

な、なに、この手放した感。
感情への冷静な眼差し。

この構文の秘密を2つに分けて説明してみます。

①「、ということに気づけた」

気づくって快感なのです。
まるでミントのような清涼感。
コツは「・・と気付いた」とメモしちゃえばいい。

すると、その感情をもったじぶんをもはや他人事のように眺めることができます。

もう、お前は客観視できている(byケンシロウ)」状態です。

…わからなかったらスルーしてください。

 

②じぶんにマル

じぶんにマルを付けよう、とよく言われます。
じぶんを肯定してしまえということ。
たしかにマルは気持ち的に効果的です。

でも、やってみたことのある人は思っているかもしれません。

なんでもかんでもじぶんに〇を付けるのは、それはそれで違和感が残る。
だってさ、ムリヤリだもの

だから、条件付きにするのです。
「なにかに気付けたじぶんに、マル」とする。

なんも気づいていないじぶんなんかにはマルなんてしなくていい。
それなら納得感がありませんか。

この構文の良さは、「気づけたじぶん+マル」が構文として最初からセットされている点にあるということです。

 

 

いかがでしょうか。
だれでも使える、なかなかリターンのある構文なのです。

でもね、こういう技を教えると必ず聞こえてくるご意見があります。

「気づきって、むずかしい」

たしかに気づきって聞くとハードル高いと感じる人もいるでしょう。
決して「ほほぅなるほど」とあごをなでるような高尚な気づきが必要なのではありません。

気づきを感想と置き換えてみてください。

感想なら、一気にハードルが下がるはずです。

おもしろい、つまんない、おいしい、まずい、うれしい、かなしい。

感想だったら言える。そこからでいいのです。

小学生でも言えそうなくらい素朴な感想でも、あなたにとってかけがえのない大切な気づきなのです。

気付けた(感想を言えた)じぶんにもマル。
なら、できそうじゃないですか。

試しに、メモを書いてみませんか。

ダメだなぁと落ち込んだ、ということに気づけたじぶんにマル。

優しくできなかった、ということに気づけたじぶんにマル。

猛烈にかも南蛮そばが食べたい!ということに気づけたじぶんにマル。(今のぼくここ)

なんでも、いけます。
遊び感覚で試してみてください。

今日の出来事と感想にプラス、ということに気が付いたじぶんにマル。

マルで一日を終える。
イイ感じで今日のじぶんを締めくくれますよ。

それでは、また。

 

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