「私、失敗しないので」
いつか言ってみたいセリフですが、なかなか言う相手も機会もありません。
その名セリフでお馴染みの視聴率女優と呼ばれる方が、某テレビ番組でインタビューを受けていたのをたまたま観ていたのですが、久々に引き込まれました。
ブロードウェイミュージカル・シカゴに三度目の出演。
劇中歌も世界120か国で配信。日本人初。
知りませんでした。
国内だけでなく、グローバルに活躍する方だったのですね。
すごい実績です。
彼女は、元々モデルから女優に転身しています。
女優としても最初は演技が下手すぎて1シーンに20回以上もやり直ししていたそうです。
そんな彼女が、どうやって海外のブロードウェイの舞台に立てたのか?
そこを赤裸々に語っていたのが、とっても印象的だったのです。
結論から言うと、
まず、あの舞台に立ちたい!と決めてしまうんだそうです。
「私は必ずあの舞台に立ってシカゴをやる」と。
決めたら、事務所の方に事あるごとに言っていたそうです。
「私、シカゴやりたーい!」と。
次に、そのために必要なことをひたすらノートに書き出した。
・英語が話せないと
・ダンスもできないと
・オーディションに通らないと
などなど
思いつくまま、書き出して、それらをまた分解していく。
課題を細かくしていけば、「あ、これはできる」となり、1つ1つつぶしていける。
もう自分が舞台に立つつもりで練習していたそうです。
そんな中で、オーディションの話が耳に入り、ビデオレターを送った。
見事に採用された。
そうして、夢を現実にしていったそうです。
もちろん、本場NYでの舞台稽古もしごきにしごかれ、アジア人と言うことでいろんな差別的な扱いもあったそうですが、彼女は「決めた」ことをやり通した。
そして、見事に舞台で主演をつとめ、今年3度目の出演となるわけです。
プロ根性が違いますよね。
しかし、私が一番参考になったのは、彼女の思考法です。
ポイントを整理します。
①本心からのゴールを決める
②そのゴールに至るポイント(やるべきこと)を分解して書き出す
③1つ1つクリアしていく
とてもシンプルですよね。
ああなったらいいなぁとぼんやり思って動かないのではなく、
「とにかく決めて、書き出せ」なんです。
これって私たち凡人でもできること。
実際そうやってブロードウェイの舞台に立った彼女の説得力たるや。
最後に彼女はこんなことを言っていました。
若い頃に聞いた言葉を今でも大切にしているとのこと。
「したい人、10000人。
始める人、100人。
続ける人、1人。」
(たしかこんな感じだったかと)
私も過去に目にしたことがある言葉です。
彼女はこの言葉通りにして、次々と夢を実現してきたわけです。
知るだけでなく、実践する。
大変、刺激をいただきました。
「やり続ける人はたったひとり」
やり続けましょうね!
それでは、また。